JPN(日本円)と交換できる価値を提供するということ

2018年、ちょうど「仮想通貨」(かそうつうか)というものがテレビでも話題にされはじめたので、「JPN」という見慣れない用語を出してみました。

「日本円」という意味で、わたしたちの財布にあたりまえのように入っているお金です。

日本の中央銀行で発券している通貨・・・らしいですが、あまりに生活になじみすぎていて、言葉では説明しにくいですよね。

この記事では「JPN(日本円)と交換できる価値を提供」するという「発想」「意識」についてまとめてみたいと思います。

「商品」「サービス」に値段をつける時、参考になればと思います。

自分がいくらがんばったかは相手に関係ない

たとえばわたしが、がんばって「パジャマ」を縫ったとします。

中学時代、「お裁縫」が得意だったんです。

5mの布を買って、上下の木綿のパジャマをミシンで縫ったとします。

バックヤードの事情を書いてみます(例)

・布代は1m800円しました。柄がよく手ざわりよい生地がこれしか納得できるのなかったんです。

5m買ったので4000円しました。

ハギレがたくさん出てしまいましたが、パジャマはパジャマ、余り布の使い道があまりありません。

・ミシン糸も200円で購入しました。パジャマ生地の色に合わせました。

・型紙を書き写すのに「障子紙」(しょうじがみ)を1巻300円でかいました。

透けるし大判だし、よく使うんです。

・型紙から布をカットし、しつけ糸やミシンでパジャマを縫い、完成させました。

全部で8時間かかりました!

・わたしの県の最低時給は780円くらいです。

・・・などと考えると、この上・下パジャマを売るとしたら、最低でも「5000円」の値段をつけたいなぁ

・・・などという値段のつけ方だと、「お客さん不在」の価格設定になってしまいます。

少なくとも「わたしのがんばり代」というのは料金に上乗せすることができません。

その提供サービスは相手にとってJPN(日本円)でいくらの価値があるの!?

材料費が4500円もかかった「手縫いパジャマ」、8000円の値段をつけても「買いたい!」と思ってくれる人がいれば、JPN(日本円)での売買は成り立ちます。

日本人1億人もいるのですから、もしかしたら100万人くらいの目にとまっていたら「8000円でそのパジャマ買いたい・・・」という人がいても不思議はありません。

知り合い10人に見せたところで「手作りパジャマが8000円!?たかっ。イオンで3000円くらいの買うからいらないわ」と言われるのが、標準的な回答になると思われます。

ものすごく当たり前のやりとりを書いていますが、物を売るなりヘアカットなり「あなたが提供するサービスは相手にとってJPN(日本円)でいくら(値段)の価値がありますか!?

という価格設定を、適正化していかないといけなくなります。

昔は安い生地が入手できて、パジャマも手工業で高額、手作りのは安い!買おう!となったのかもしれませんが・・・

今は工業化がすすみ、外国でつくっていて、「ただの手作りパジャマ」は人件コストがかかりすぎて、つくっても仕事になりそうにありません。

「付加価値」がつくと高く売れる・・・と脱線します

「付加価値」をつけて売れるようにするには!?をいつも考えないといけないのかもしれません。

ピアノでもなんでも、どこにでも似たような商品・サービスがすでにあふれているのです。

「なんなんさんのパジャマを着るとすごく熟睡できるの。もうこのパジャマ以外では寝る気にならないわ」

たとえばわたしが魔法使いで「ラリホー」眠りのじゅもんを自作のパジャマにかけることができたら・・・

不眠症で悩んでいる人(わたし自身も悩んでいます)にとっては

「なくてはならないパジャマ」

「少々高くてもがんばって手に入れたいパジャマ」

になります。

「なんなんさん、早く次のパジャマ縫って!」入荷待ちの「売れっ子・縫い子」の誕生です!

売れっ子・縫い子「なんなん」は、生涯たくさんのパジャマを縫って、たくさんの人をぐっすり眠らせて、幸せにしたんだとさ。

おしまい、おしまい。

・・・のように「幸せを箱に詰めて売る」ことができると、好きなこと、得意なことを「仕事」「ビジネス」にできる!という本をおとといまで読んでいました。

「1万円起業」ベストセラーです。

アメリカの起業家(こわくないです。いい人)が書いた本を、日本語に和訳した本で、読みやすい文章でした。

プロピアニスト、ふつうの主婦でも、ちょっとしたことを「マイクロスモールビジネス」(ものすごく細かい仕事)につなげられるコツがつかめる本です。

去年よんでみて「はてな??」で、今年よんで「納得」でした。

手元においてたまに読み返すと参考になる本だと思いますよ!

(この写真からご自分のアマゾンアカウントに飛べます)